子どもが部屋に引きこもったまま出てきません

子どもが部屋に引きこもったまま出てきません

こんにちは。Hearts&Minds 古畑です。

「子どもが部屋にひきこもったまま出てきません」

こんなお悩み、ありますでしょうか。不登校のお子さんの中には、学校は行かなくても家の中では比較的自由に動き回り、ご飯も家族と一緒に食べる子もいれば、一歩も部屋から出てこなくなる子もいます。

今日は、部屋に引きこもり一歩も出て来れなくなってしまったお子さんについてお話しします。

子どもが部屋に引きこもったまま出て来ない。その場合の親御さんの気苦労は計り知れません。なんとか部屋から出るように、せめて話だけでも…とあれこれアプローチをします。

LINEで話しかけてみたり、ご飯と一緒に手書きの手紙を置いてみたり。

でもどうでしょう、それらに効果はありましたか?もし効果が得られなかった場合、以下を参考にしてみてください。

子どもには、距離とスペースが必要

子どもの沈黙は、それ自体が意思表示です。子どもが心を閉ざし部屋から出て来なくなったとき、親はどうしたのか必死で聞き出そうとします。しかし、ただ親が受け入れないだけで、子どもは親に対して明確にメッセージを発しているのです。

「放って置いて。関わりたくない」

親と話しても嫌な思いしかしない、何も期待なんてできないと感じると、子どもは親を拒絶します。

子どもを尊重するとは、自分の都合の良いことだけを受け入れて認めるということではありません。子どもが感じていること、思ったこと、決めたこと、プラスでもマイナスでもすべてを徹底的に承認するのです。たとえその意思が「親を拒絶する」ことであっても、どんなにそれが心を突き破るほど痛かったとしても、ああこの子は拒絶しているのだな、と事実を受け止めましょう。

そんな時は、なんと言ってもやはり子どもに対し「沈黙」することです。

想像してみてください。

嫌な相手、避けたい相手からしつこくされたらどんな気持ちになるかを。放って置いて欲しいのに、LINEの連投、長文の重ーい手書きメッセージ。この期に及んで親の想いばかり押し付けてきて、勘弁してよ、って感じるのではないでしょうか。

子どもは今、自分のスペースを欲しがっているのです、ひきこもりたいのです。自分だけの世界に入り込み、傷を癒したいのです。部屋から連れ出そうとすることは、重傷を負っているのに歩けと言われているのと同じなのです。

また、親があたふたと焦って想いばかりを伝えてくる行為は、場合によっては「弱さ」に見えてしまいます。子供は親の弱さは苦手です。人生を肯定的に受け止め、自信を持って生きていて欲しいと潜在的に願うものです。

引きこもっていても大丈夫

ご両親はいつだって味方であることを最後に伝え、沈黙しましょう。たとえそれが拒絶であったとしても、子どもの意思を尊重し、子供が求めているスペースをあげるのです。信頼関係がないのに、親の想いばかり白々しく伝える必要はありません。子どもは見透かしています。

母が部屋の前で聞き耳を立てて、周囲をうろちょろしていることなんてとっくに知られてしまっています。だから余計出て来ないのです。

例えば小動物でも、巣穴の中に逃げ込んだら、人の気配が完全になくなるまで出てきません。それをお母さんが、巣穴の前でじっと待っていたり、数分置きにのぞいたり、棒でつついてみたりするからいけないのです。

ぜひ沈黙してみてください。そしてご自身にエネルギーを向けてみてください。

大丈夫です。

「沈黙」が生み出すものは、100の言葉よりパワフルなものとなるでしょう。

子どもは大丈夫なのだと、どこまでも信じる勇気を持ちましょう。

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