こんばんは。Hearts & Minds の古畑です。
不登校の子供の親御さんは、とてもまじめで、至って常識的な人な場合が多いです。
間違ったことが大嫌いで、子供に「正しさ」を求めるのが特徴だったりします。
そしてこの「正しさ」こそが、子供を苦しめている一因でもあるのです。
「まさか」と思われますよね?
だって「正しさ」って何がいけないのでしょう?
「正しさ」の問題点。
それは、親があまりに世間的な常識など、外から見える基準に沿い、体裁を整えることによって論理的・機能的に人と繋がることばかりにとらわれると、情緒という内面の部分で人と繋がれなくなる、ということです。
そう、心で子供と繋がることができていない。
これが、子供が外の世界とうまくつながることができなくさせるのです。
母親は、社会を気にします。
周りを気にします。
子供が社会でちゃんとやっていけるか何よりも気にします。
けれども社会一般のルールや価値観ばかりを気にして生きるということは、自分の軸ではなく他人の軸によって生きるということに等しいです。
そして、他人に合わせなければ社会において受け入れられることはないというメッセージを、無意識に、絶えず子供に向けて発信してしまうのです。
正しさを、手放してみましょう。
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