昼夜逆転、ゲーム中毒などの問題行動への対処法

こんにちは、カウンセラーのえりです。

前回、こちらの記事で、子供の問題行動についても記事にしていきますとお話ししましたので、記事を書いていこうと思います。

不登校の子供は、不登校であるのと同時に引きこもりになっている場合が多く、昼夜逆転、ゲーム中毒などの問題に親御さんは悩まされることが多いです。

昼夜逆転、ゲーム依存などの問題行動への対処法

今、昼夜逆転やゲーム中毒などの問題を阻止しようと頑張っているお母さんは、苦労しているのではないでしょうか。そしておそらく、うまくそれらの問題行動を阻止できていないのではないでしょうか。

問題行動は、そこをピンポイントで注意しても治りません。むしろ悪化の一途をたどると思いますので、毎日のように子供の行動を注意してることによって争いが起きるのであれば、早急に注意することをやめましょう。

で、でもじゃあどうするんですか?という声が聞こえてきそうですが、ではじゃあどうするんですか?このまま注意し続けたとしても、子供の問題行動はなおらないのです。

代わりのものを探しても解決にはならない

子供がゲーム中毒だから、ゲームから離すために代わりのものを与えようとする親御さんも多いと思います。けれどもゲームを本や漫画に置き換えたところで、何か解決するでしょうか。

ゲームを本や漫画に置き換えるということは、依存先をより親が受け入れられる対象に変えている(親の基準でゲームより本や漫画の方が良いとしている)だけで、依存しているという本質はなんら変わっていません。ですから代わりのものをいくら探しても、問題行動は解決しないのです。

これは、不登校そのものにも言えることですが、学校に行かなくなったからではじゃあ代わりにフリースクールや支援教室に行かせても、子供の心の問題は解決するわけではない、ということと理屈としては同じです。

全てやらせてあげましょう

子供が数か月、あるいはそれ以上の期間不登校になっているのであれば、今更昼夜逆転やゲーム依存を阻止することに大した意味はないと思います。どのみち子供は学校に行ける精神状態ではありません。

ですから好きなように、好きな時に好きなだけゲームをさせてあげれば良いと思います。時が満ちると、子供は自然とゲーム以外のことに興味を持ち、おのずと行動を起こしていけるようになります。

辛さをわかってあげる

不登校の子供に対してとるべき態度はいつも同じです。子供のつらい気持ちを理解し、受け容れ、共感をしてあげることです。

受け容れて共感しても不登校はまったく改善しないという声も何度も聞いてきましたが、よくよくお話を聞いているとやはりきちんと受容も共感もできていないように思います。

受容と共感で本当に子供の心は回復し、学校や外の世界へと自主的に動いていくようになります。ですから、引き続き受容と共感の力を信じて、対応していっていただければと思います。

今日もありがとうございました。

Eri

チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー。中学生の息子の不登校・引きこもりを経験。子供の不登校に悩むお母さんが、自宅にいても問題解決に導くことができるように独自のメソッドを提唱。

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