こんにちは、カウンセラーの古畑です!
前回は、アドラー心理学の「目的論」に沿って、子供の不登校について話しました。
今日は、「今目の前に起きている現実は、あなたの心の投影である」というお話しをしようと思います。心理学とはまた趣きの異なる、スピリチュアルな観点から不登校を考えて行きます。私はもともとスピリチュアル系は食わず嫌いで避ける方だったのですが、今は何の抵抗もなく感じ方のひとつとして取り入れています。
現実は、あなたの心の鏡
さっそくですが、いつか話題となった引き寄せの法則やスピリチュアル系の本には、大抵このようなことが書いてあります:
“現実は、あなたの心の投影である”
“思考は現実化する”
スピリチュアルな世界では、我々の願いは100%叶っているという「宇宙の法則」があります。
いやいや、そんなのありえません!子供の不登校なんて願った覚えはありません!
と思いますよね?私も最初はそう思っていました。
ただ、こう説明したらどうでしょうか。
例えば、
お母さんが自分の子供に対し、「この子はちゃんと学校でやっていけるかしら、そんなんじゃやっていけない」といつも心配ばかりしているとします。すると「ちゃんとやっていけない我が子」「そんなんじゃダメな我が子」ばかりにフォーカスし、強く潜在意識に刻んでしまいます。
そうすると現実として現れるのが、「ちゃんとやっていけない我が子」ということになります。
宇宙の法則は、物事の良し悪しを判断しないため、心で強く思ったことを現実として叶えてしまいます。
“現実は、私達の心の中を表す鏡”
ということです。
自分を肯定的にとらえていれば、肯定的な世界が作り出され、否定的にとらえていれば、否定的な世界が作りだされる。非常にシンプルなしくみになっているのです。
実際に、不登校の子供のお母さんは、私自身もそうだったのですが、何らかの形で大きな不安を抱えている方が多いと思います。ですから、現実に起こっている出来事は、その不安を投影させたものとなるのですね。
心の中を変えれば現実が変わる
ただ、「現実=自分の心の中」であるならば、自分の心の中をシフトすれば同時に現実もシフトする。というのが宇宙の法則に基づく考えとなります。
不登校の子供の姿は、自分の心の中に何が存在しているかを知らせてくれる、いわば鏡なのです。ですから、鏡の中の自分(子供)を変えようとするのではなく、現実の自分の心の状態を改善していくことが、現実を変える方法、ということになります。鏡の中にいくら手を伸ばしても届かないわけですから。
私はいつも、何かを変えようと思ったら、外に答えを求めるのではなく自分に答えを求めましょうと伝えています。なのでこの宇宙の法則に基づく考え方も、私的には受け入れやすかったですし、アドラー心理学にも繋がるものがあるかなと思ってシェアさせていただきました。
現実は、私達の思い通りに叶う
この宇宙の原則が正しいのだとしたら、どんな思いを今ここで心に刻みますか? 自分が本当に求めている自分は、どのような女性でしょうか。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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